人間とは何か?
人間とは何か?
私は次のように考えます。
1. 人間とは科学的には脳細胞が単純なものから複雑なものへ進化する過程にあるものです。
2. 人間とは倫理的にはその精神が欲の世界から自由・平等・博愛の世界へ進化する過程にあるものです。
人間そのものは生理学的には肉体がそうですが、人間そのもののそのもの価値はその人の意識にあると思います。 その意識は心臓ではなく、脳の細胞組織であると思うのです。
人工心臓は出来ても、人間は変わりませんが、もし、人工の脳ができたら、その人は別人になってしまいます。 その場合は人間ではなく、サイボーグと待ってしまいます。
脳細胞の組み合わせがどのように形成されるか、何を優先的に選択する脳細胞になるか? それがその人の全人格の内容と思います。
人類の歴史も赤ん坊から成人になるまでの過程は個人差はありますが、似た様なものだと思います。
人は次のような過程を経て、成人となっていきます。
1. 動物的人間 動物的な本能を第一として、言動します。
いわゆる生理的な本能のために生きるのです。
たとえば、食欲、所有欲、性欲などです。
2. 社会的に欲望的な人間 社会的な欲望のために生きる人間。
たとえば、物や金銭や人などの独占欲、出世欲、権力などです。
身勝手で、自己中心的。 人の気持ちが分からない。
子供の場合はその表現がストレートであるが、大人の場合は表面的には社会正義を称えるが、思っていること、やっていることはその逆のケースです。
3. 平均的な人間 社会的に調和のとれた人間。
自分の欲をほどほどに抑えながら、人との調和を図っていく人です。
身勝手を慎む、人の気持ちが分かる人間です。
4. 超越した人間 人類全体の幸福の実現に尽くす人間。
いわゆる普通の人間にはできがたい偉業をなしとげた人です。
自分のことより、人類全体の幸福の実現を最優先に考え、実行する人です。
実際の世界は各自、各国が思い通りにしたいという力のぶつかりあい、すなわち弱肉強食の面があります。
新聞の政治面、三面記事にはそのような事が毎日のように書かれています。
しかし、そのような世界にあっても、良心にもとづく言動する個人やグループが存在することもまた、事実であります。
この世は個人的レベルでも、国際的レベルでも限りない欲と調和とのぶつかり合いの場です。
思い通りにならない世界にあって、世の中を良くしようとする愛と鉄の意志をもった人間が活躍することこそ必要であると思います。
他人事でなく、私はそのような人間に成長したいし、言動したいと思います。
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