盲目の教師

NHKのテレビチャンネルで盲目の教師のドキュメンタリーの放送がありました。

彼は都立工芸高校の社会科の先生です。

40歳から50歳にかけて、目が悪くなっていき、最後は急に盲目になったのでした。

その時、彼は絶望の底を味わったそうです。

全てが無になった感じだそうです。

本当にそうだと思います。もし、私が今、全盲になったらどうでしょう。

とても、想像もしたくない心境です。

本当に絶望の極み、死んでしまいたくなる心境かもしれません。

にもかかわらず、彼は元の教師になることを決意したのです。

同僚の助けを受け、新聞の解説記事を読んでもらって、最新の時事知識を身につけています。

出席簿は生徒の手助けで対応しています。

そして、黒板を使うのですが、マグネットをいくつかあらかじめ置いて、手で位置確認を行って文字を書いていくのです。

勿論、彼の真骨頂は講義にあります。

テレビで見た彼の講義は生徒とのコミュ二ケーションをとりながら、対話を通じて進めていきます。まるで、哲学者プラトンの書いた『ソクラテスの対話編』の現代版講義のようです。

彼の講義方法は温和で、やさしく、経験に裏打ちされた内容は説得力をもっています。

本当に決意(選択)と行動はその人の人生を変えるのです。

そして、それは他の人へ感動を与えるのです。

現に今、私は彼から感動を与えられています。

盲目のハンディキャップ、それに比べれば年齢のハンディキャップなど問題ではないように

思えて来たのでした。

要するに、今まで考えていたハンディキャップはとても小さいものに思えて来たのでした。

何と、今まで私は小さなことにこだわっていた事か。

年齢で記憶や根気の無さが衰えたといっても、努力すれば何とかなるかもしれない。

努力しないで、諦めたり、他の人や他の事のせいにしてはいけない。

全ては自業自得、何歳になっても自分の道は自分で切り開く。そう、再度、強く思ったのでした。

現に今、私は彼から感動を与えられています。

盲目のハンディキャップ、それに比べれば年齢のハンディキャップなど問題ではないように

思えて来たのでした。

要するに、今まで考えていたハンディキャップはとても小さいものに思えて来たのでした。

何と、今まで私は小さなことにこだわっていた事か。

年齢で記憶や根気の無さが衰えたといっても、努力すれば何とかなるかもしれない。

努力しないで、諦めたり、他の人や他の事のせいにしてはいけない。

全ては自業自得、何歳になっても自分の道は自分で切り開く。そう、再度、強く思ったのでした。

風の強い日

2004年3月

その日はいつになく、とても風の強い日でした。

仕事で、職場から都営大江戸線の赤羽橋まで行く途中の出来事でした。

3人で取引先に出かけたのですが、私は片方に重い鞄を持ち、片方にパソコンを持って歩いていました。

風が強くて、飛ばされるような感じでした。

信号待ちの交差点にやって来ました。

私がふと、左の方の道路の先を見ると強い風で、誰も乗っていない大きなオートバイが転倒しました。

オートバイの後ろのボックスが道路に当たって、ボックスの箱が開いてしまいました。

そして箱の中から郵便物らしき物が道路に散在してしまいました。

そのオートバイはバイク便のようでした。

大変だ。守秘的な物もあるだろうし、社内便があんなに散在して、紛失でもしたら、。

でも近くを通る人はそれがわかっていても、ただ素通りするだけでした。

どうしたら良いだろう。 私の心は揺れました。すぐに、かけつけて、始末しなくてはいけないか。

私が逡巡しているうちに、若い二人のサラリーマン風の男性が近くを通ったのでした。

そのうちの一人が道路に散らかった郵便物に気づき、直ちに大きなオートバイを立て直したのでした。

そして、散らかった郵便物を箱の中に入れて、チャックの鍵を閉めたのでした。

そして、何事も無かったように、二人で会話しながら私の横を通り過ぎていったのでした。

彼の胸に何処かの会社の社員証らしきものを釣り下げているのが印象的でした。

私は感動し、そして反省しました。

今度、同じようなことがあったら、迷うことなく、直ちに善事を行おうと。

翌日の会社内でのことです。

女性社員:昨日はとても風の強い日でしたね。

私:そうでしたね。

私は昨日の出来事を話したのでした。

女性社員:実は同じような事があったんですよ。

昨日の夜、家に帰る途中だったのですが、強い風で大きな木が道路の真ん中に倒れていたんですよ。

そして、それが道路をふさいでいたんです。

枝や葉が茂っていて、普通ではまたいでいけないんです。

私はとまどっていました。スカートをまくしあげて、枝や葉が触れないようにして踏み越えていくのは大変だなと思っていたんです。

そしたら、若い男性が通りかかり、何と枝や葉を踏みつけて、私を通してくれたのです。

その親切心に触れて、私はとても感動しました。

今の若い人の中には素晴らしい人がいるのです。

輝く博愛スターズ

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