宇宙:宗教も見方を変えれば役に立つ

2019年12月30日

1. 仏教には生まれ変わりの教えがあります。

占い師の見立てで、あなたは聖徳太子の生まれ変わりとか、前世の偉人からの生まれ変わりを説く場合があります。 場合によってはあなたは良いことをしたから、天国に生まれ変わるとか、あなたは罪を犯したから罰として、地獄に落ちるとかいう話です。

死んでお化けになるのも同じような恨み話です。

これを真実とみなしては害を及ぼすので、注意しなければなりません。

ただ、これらの話は童話のようなものとみなして、人生の教訓話として把握すれば役に立ちます。

たとえば、イソップ物語は動物を人間とみなして、童話を作っていますが、この話は人生に役に立つ知恵を与えているので、面白いだけでなく、人々に喜ばれているのです。

2.世界には数知れずの神々が存在します。一方では一神教と言って、一つの神しか認めず、他の宗教を排斥する宗教があります。

それらの神々は実際には見ることができないので、信じるか、信じないかの問題となります。

一方、無神論者は実際に見えず、確認できないので存在しない。神々は人間が想像した存在で、実際には存在しないと言う人がいます。

また、宗教は科学と相違するので、信じられないという人もいます。

一体、どれが本当かもわかりません。

つまり、宗教に科学的な真実を求めても、分からないものはわからないのです。

ではどうしたら良いのでしょうか。 世界にはキリスト教や仏教やイスラム教、神道など、数多くの宗教を信じている人々がいます。

問題はその宗教が人々に害を与えるとしたら、その部分は改めなくてはならないということです。

その宗教が人々に役に立つなら、それで良いということになります。

3.仮託の教え

宗教に共通するものとして仮託の教えというものがあります。

私はこの教えを知るまでは宗教は信じがたいと思っていました。

ところが仮託の教えとは、仮に神仏が存在していなかったとしても、信じて依存すれば救われるということなのです。

例えば、実生活でも、何か困ったら、有識者に相談して、助言や援助をもらって、安心して、肩の荷を下ろす人が存在します。

でもそういう相談する人がいなかったり、病気で病院に行ったらこれは治らない、死を迎えるしかない重大な病気ですと言われたらどうしたら良いでしょうか。

不安になって、仏教やキリストなどの宗教にすがる人が多くいるのです。

その時に阿弥陀仏に南無阿弥陀仏と唱えれば、天国に生まれ変わって成仏できると言われたらどうでしょう。

日本では平安時代から鎌倉時代にかけて、戦乱の世で、人々は貧乏で何も頼るものもなく困窮していました。

戦乱の世で死の恐怖におびえていたのです。

その時代に、法然、親鸞が現れて南無阿弥陀仏の教えを広めて、当時、宗教は僧侶、貴族の救いものだったものを平民に及ぼしたのでした。

人々はこれにより、南無阿弥陀仏を信じて日々の苦しみを和らげ、天国の極楽を夢見たのでした。

これは来世というよりも、実際には現世利益だったのです。 実際の生活に心の糧として役立ったのです。

このように、宗教も見方を変えれば、役立つものなのです。

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